2011年1月9日日曜日

暇つぶし川向こう散策


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江東区にはあまり縁が無い。というよりも用があまりない。十年くらい前にはこっち方面の友人が少なからずいたので、地名は知っているけれどわざわざ遊びにいくこともなく、ここ数年はめっきり疎遠だったりするので、完全に用が無くなった。

昨晩、ネットをみていてふと神保町に帽子の専門店があったなぁと検索していると残念なことに2005年に閉めてしまったとか。その勢いで、帽子屋さんを検索していると京急川崎にある店と森下にあるお店が気になった。
京急はいちいち品川までいかないと乗れないのが面倒なので、森下のお店にいってみることにした。

御徒町まで7分、新宿まで(急行で)13分、両国あたりまでなら徒歩15分~20分くらいかな?商店街もそこそこ活気があるし23区とはいえこっちの方は家賃もそれなりにお安いので結構住み良い立地なのかも知れない。


のらくロードという地味な名称がついた地味な商店街にあるみたい。地味にホコテンだったりもするのだが、あまり人が歩いていない

ちなみにこの「のらくロード」はのらくろの作者が少年時代をこのあたりで過ごしたことにあやかってつけたらしい。由来まで地味ですねぇ・・・。こんなご機嫌なイベントもあるらしいぜ。MIDIがイカしてる。
正式名称は高橋商店街。たかはしじゃなくて「たかばし」だったりする。


件の帽子屋さん到着。店番のおばぁさんが丸椅子に腰掛けて器用に寝てた。むむむ、どうしようと思っていたら突然、対人センサーのごとくカッと目を見開いて接客してくれた。
ハンチングは前から被って眉毛から1cmくらい上の位置につばがくるように合わせてくださいす、後ろから見てここがこのくらい髪の毛にかかるようにして合わせるんです、こういう風に被って欲しいんです、帽子はBorsalinoが最強、マジこれしかないです等々、年季の入ったフィッティングというか接客をキメてくれる。Borsalinoたけぇじゃん・・・・
なんだかんだと20分程ばぁさんと談笑しつつ一個お買い上げ。
かわいいと思う。

買い物も済んだので上野に行って国立科学博物館に行こうかともおもったけれど、あいにく家を出たのが午後2時半くらいだったので、微妙な時間。結局このあたりを散歩した。

たしか、この辺は深川のドヤ街だったんだよなぁなんて思いつつも今日はそんな気分じゃないので普通にふらふら。


カラオケ喫茶 高橋。これも「たかばし」でいいのかな?

 昔懐かしおもちゃ屋さん。おもちゃらしいおもちゃが売られていた。

昔懐かし?あなたの町の本屋さん。この手のお店は誠に少なくなり申した。

せっかくなので清澄方面に足を伸ばしてみたり


唐突に現れる「どぜう」屋さん。かっこいい


ここがたかばし


寂しい感じの遊歩道があったり、お休み中のYAKATA船があったり



あとはもうなんのアテもなく缶コーヒー飲みながらぶらぶら。清澄庭園に行こうかとも思ったけど、こちらも時間が微妙なので却下


いい感じの路地裏
お隣りは深川七福神の何か。何故か混雑してた

イカしてるビルヂング。写真を撮ってたら猫がダッシュで寄ってきてじゃれついて来た。落ち着きの無い奴でゴロゴロ鳴いて跳ねたりスリスリしてきたりとやたらかわいかったけど、一瞬たりとも止まらないのでまともに写真撮れず・・・

かろうじて後ろ姿だけ激写

下町と言えば路地裏。細っこい路地裏を歩くとわくわくする。

 道一本入っただけなのに違う場所を歩いているような感覚ね


こんな路地に入ってみて

おぉ!狭い!とか思っていると

唐突に神社があったり
 なんか可愛らしい空き地があったりと
路地裏は実に良い…



日も暮れて腹がへったので飯を食って帰ることに。猫ラーメンを思い出して無性にラーメンが食いたくなったんだけど、いまいちそそられなかったので無難そうな洋食屋で済ますことに。

追記
とんかつとキャベツの盛り合わせやらポークカツレツ発祥の煉瓦亭の最初の暖簾分け店らしく。カツ丼美味しゅうございました。    とんかつの歴史を考える


煉瓦亭

 カツ丼という無難すぎる選択。サクサクしててさっぱりした味わいで旨し。味が濃くて煙草が美味くなっちゃうタイプのカツ丼はいまいち好きになれないお年頃



おまけ
「痴漢発生!階段付近ではご注意ください」との警告
 これがその階段かしら?こんなところで痴漢ってそれレイプ未遂かレイプ完遂とかじゃねぇの?

しかもやたら貼ってあるし。物騒なことだわとか思いつつPASMOチャージして帰った。

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