鳩の街を堪能した後、「ぬけられます」で有名な玉の井遊郭があったあたりに向かった。
ところで、玉の井といえば遊郭だけではなくてバラバラ殺人事件でも有名である。なんでも、同様の事件は過去にももちろん起きてはいるが、「バラバラ殺人」と表記された初めての事件で、以後メディアでの表記が統一されたそうな。
で、その玉の井遊郭。政府公認の公娼ではなく私娼街であったため、当局の目を逃れるためであったり、どんだけ迷っても結局遊女の待つ売春小屋にたどり着いてしまい結局遊んでしまう蜘蛛の巣方式だったりとそんな理由で迷路のように入り組んでいたらしい。
いたらしい、というのは確かに入り組んではいるのだが、そんなにたいしたことないから。
玉の井遊郭は1944年の東京大空襲でほぼ全焼の憂き目にあい、焼け残った鳩の街にその機能を移設してまい、銘酒屋(飲み屋を装った売春小屋)街は当局の指導で赤線になったとかなんとか。
そんなこんなで、吉原のように現代にも続く歓楽街になるわけでもなく地味な下町になっている。
長屋形式の建物はなくてもカフェー風の建物は一応残っていたり
正直、現在となっては鳩の街の方が散歩するには面白い。下町特有のいい感じに劣化した建物を見てまわるのもいいけど、それなら別にここじゃなくてもいいしなぁ
開けると死ぬ系のドア。よく見かけるけどこれはなんなのか・・・
開けると死ぬドア その2
いい感じのごみごみ具合
現在のいろは通り入り口。かつての銘酒屋街は写真の右側だったらしいが、面影はまったく残っていない。戦後は画面左側が指定区域になっていたそうな。こちら側もそんなに面影が残っているわけではなく、単純に入り組んでいる。
もう寒いし、腹減ったし、暗くなってきたしってことでコーヒーを飲んで帰るかなと、東向島駅に向かったところ、気になる物件が・・・
インターネット「も」できます、だと・・・。他に何が出来るのか。
結局コーヒーが飲めるだけだったりするんだが、インターネットのやり方が結構大技だった。
パソコン置いてあるーー(;´Д`)
ソファー席の各テーブルにすんごい無造作に置いてある。無線LAN使えます、とかじゃないないのね。インターネット以外「も」これなら出来るわね。使わなかったけど、ログインパスワードとかオタクくさいものはきっと設定してないんだろう。店主は俺がいる間ずーーーっとソリティアに夢中だった。
コーヒーは350円だったか380円だったか。パソコンは無料なのかな?
なかなか奥深い店である。
この辺
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